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15年全米オープンの総評

全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)は、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が6-4、5-7、6-4、6-4で第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)を下し、幕が下りた。

(1) 錦織の1回戦敗退
(2) セレナの敗退
(3) ジョコビッチの優勝

(1) 錦織の1回戦敗退

錦織全米2015

錦織本人にとっても、錦織ファンにとっても、非常に辛くて悔しい初戦敗退になってしまいました。
対戦相手ペール選手の調子は良かったが、勝つチャンスはあった。マッチポイントを握っており、勝利は目前だった。ペールは、試合中どんどん調子を上げ、ポイントごとに気合いがみなぎっていた。勢いがあった。
フォアハンドのギャンブル的な強打は、ことごとくコーナーに入った。ミスを恐れず、積極的に打った。
錦織は、押さえるべきポイントを取れなかった。
相手のギャンブル的プレーに押されて、自分のプレーが狂った。
本来は、自分が多く取るべきエースを、相手が多く取っていた。
試合前に錦織が想像していた試合展開と大きく異なっていただろう。
自分のショットは悪くないのに先に強打をされ、展開される。
1回戦でなければ勝てていただろう。
全米のグランドスラムの雰囲気に、まだ慣れていない。
去年の成績を考えれば、決勝や準決勝進出を視野に入れた試合運びを意識していたはずである。錦織選手の目標はグランドスラム優勝だからである。
全米の1回戦としては最もタフな相手であったことは間違いない。
グランドスラムのプレッシャーも彼を襲った。プレッシャーで足が動いていなかった。
体が硬くなり、ショットの積極性も普段のツアーの彼と比べて明らかに消極的だった。
今年の彼は、グランドスラムで良い成績を残せていない。
明らかにプレッシャーの影響はある。自分自身でかけているプレッシャーと、外部からのプレッシャーの両方に影響を受けている。

来年の錦織選手に期待したい。これまで錦織は何度も皆の想像を裏切ってきた。錦織選手の近年の成長はすさまじいものがあります。彼の一番の武器は戦略戦術面です。彼の多彩なショットから編み出される戦術は、相手のプレーをつぶす。どうプレーしていいのかわからなくなる。そんなシーンを何度も見てきた。去年の全米準決勝対ジョコビッチ戦でも。
来年グランドスラム優勝できるはず。彼の成長は止まらない。

(2) セレナの敗退

ウイリアムズ2015年全米

年間グランドスラムに2勝と迫っていたセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が、世界ランク43位でノーシードのロベルタ・ビンチに敗れる番狂わせがあった。すさまじいプレッシャーがあったはず。動きが固すぎた。相手のビンチのプレーはそれほど良いものではなかった。

 

セレナは、昨年のこの大会から、今年の全豪、全仏、ウィンブルドンとグランドスラム4大会連続で優勝し、この大会に、同じ年の4大大会をすべて制覇する「年間グランドスラム」がかかっていた。1988年にシュテフィ・グラフが達成して以来、27年ぶり史上4人目の大記録――第1試合ではペンネッタが勝っていたため、残るは2人のイタリア選手だったが、よもやビンチに敗れると考えたファンは、多くはなかっただろう。

ここまで4度対戦し、すべてセレナのストレート勝ち。しかも、グランドスラムの準決勝進出がセレナの29度(25勝3敗)に対し、ビンチは初めてという実績の差も大きかった。ここまでの試合でアンフォーストエラーが多かったセレナだけに、注目された立ち上がり、やはり硬さがあった。第1セット、第3ゲームのサービスゲーム、40-15から追いつかれ、4度のデュースの末に先にブレークを許した。そこから一気に5ゲーム連取、逆転で第1セットを奪い自信を取り戻したかに見えたのだが……。

「記録はまったく意識していない、プレッシャーはない」と言い続けて来たセレナだが、実際の胸の内は、そこからの試合展開に明らかだった。一気に勝負を決めるのではというスタンドの期待を裏切る第2セットの立ち上がりだ。

第1ゲーム、ダブルフォルト絡みで0-40と追い込まれ、ここはサーブ力で何とかかわしたものの、2-2で迎えた第5ゲーム、再び0-40とされるとここはブレークを許し、バタバタと落ち着きを失ってセットを落としてしまった。

163㎝、60㎏、32歳のビンチに決定力はない。ただ、シングルスではおよそ10年間トップ100を維持してきた経験、同じイタリアのサラ・エラーニと組んだダブルスでは生涯グランドスラムを達成している技巧派だ。サーブを食い止められ、守りに入ってラリー戦に持ち込まれると厄介になる。「ボールを返すことだけを考えていた」というビンチに、セレナの空回りが始まった。第1セットでは8本だけだったアンフォーストエラーが、第2セットには13、ファイナルセットには19と増えており、ビンチにすれば、打ち返すだけでポイントが入ってくる流れになった。

 

(3) ジョコビッチの優勝

ジョコビッチフェデラー全米2015年

フェデラーが予想よりも善戦した。

降雨により試合開始が約3時間遅れた決勝で、アーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)の観客がフェデラーに大きな声援を送る中、世界ランク1位のジョコビッチは4年ぶり2度目の全米オープン制覇を果たした。

34歳のフェデラーは、ここで優勝すれば1970年以降で最年長の全米オープン覇者になることができたものの、28歳のジョコビッチに敗れ、2012年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)以来となるグランドスラムのタイトルは、またしてもお預けとなった。

今シーズン、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)とウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)を制したジョコビッチだが、全仏オープンテニス(French Open 2015)では決勝でスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)に敗れ、惜しくも年間グランドスラム達成の夢は絶たれていた。

グランドスラム10度目の優勝は、米国のビル・チルデン(Bill Tilden)氏に並ぶ記録で、ロッド・レーバー(Rod Laver)氏とビョルン・ボルグ(Bjorn Borg)氏の優勝回数には、あと1つに迫っている。

テニス道具の揃え方(初心者向け)

テニスをするには、テニスラケット、テニスボール、テニスシューズ、テニスウェア、テニスコートが必要です。

テニスウェア

テニスウェアは、中学や高校の公式大会では、襟付きのテニスウェアでなければなりません。それ以外プライベートでテニスをする場合は、服装は自由です。ただし、テニスは、比較的運動量が多く、走り回りますので、走りやすい服装にしましょう。アウトドアのテニスコート(屋外)の場合、日焼け、熱中症対策として、サンバイザーや帽子を着用し、日焼け止めクリームを塗り、充分に水分補給をしましょう。汗をかきやすく、グリップが滑ってしまうことが多い人は、リストバンドを着用するのがオススメです。特に、試合に出場する場合は、リストバンドを着用して汗の影響を受けないようにしましょう。

テニスコート

テニスコートについては、市民テニスコートを利用するのがオススメです。市民テニスコートは安く、住民であれば1時間あたり500円ほどで借りられます。テニススクールのレンタルコートは、市民テニスコートよりも2倍〜3倍レンタル料金がかかります。日焼けを避けたい人は、市民体育館の室内テニスコート(インドア)をレンタルすると良いでしょう。ただし利用料は非常に高くなります。
インターネットを使えば、地元のテニスコートをすぐに見つけることができます。テニスコートへの交通アクセス、料金、予約方法をチェックしておきましょう。テニスコートのインターネット予約は、登録が必要になります。登録をしない場合は、当日のコート予約になり、テニスコートの管理室で申込書にて予約できるでしょう。当日予約の場合は、当日テニスコートが空いていれば、利用することができます。祝日や土日は、たいていテニスコートが予約で埋まっていますので、利用する場合は、インターネット予約が必要になります。
大阪府で市民テニスコートをインターネット予約するには、オーパスカードが必要になります。オーパスカード申込みの手続きをするには、銀行とテニスコートを往復しなければなりません。

テニスシューズ

テニスシューズは、テニスコートのサーフェスによって使い分けるのが一般的ですが、テニスシューズがない場合は、底が平らなスニーカーのような運動靴を使いましょう。テニスコートのサーフェスには、クレーコート(土)、ハードコート(コンクリート、ラバー)、オムニコート(人工芝)があります。テニスコートのサーフェスによって、動きやすいシューズの底の形状が変わります。市民テニスコートにはオムニコートが多いですので、オムニコート用のテニスシューズを購入しておくと良いでしょう。

テニスボール

テニスボールは市販のものは非常に効果です。4個入りで800円ほどかかります。しかし、テニスショップやテニススクールで販売している使用済みテニスボールは、30球500円ほどで買うことができます。テニスを始めたばかりの人は、最初から新球を使うとお金をかかりますので、まずは古いボールで練習すると良いでしょう。

テニスラケット

初心者のうちは、どんなラケットを使えばいいかわかりません。テニスショップで販売されているテニスラケットは1本2万円ほどします。初心者のうちは、まずは中古ラケットを使いましょう。初心者のうちに打ちやすいラケットが、上達してから打ちやすいとは限りません。テニスをしばらくしてから、テニスラケットを買いましょう。テニス経験者に中古ラケットを選んでもらいましょう。中古ラケットであれば、2万円相当のラケットが2000円程度で購入できます。今は、ヤフオクなどオークションサイトがあります。テニスショップでラケットを試打できます。一度、試打した上で、打ちやすいラケットを見つけることができたら、ヤフオクで中古で購入するのが良いでしょう。
初心者にオススメのラケットメーカーは、女性ならプリンスかヨネックス、男性ならウイルソンかバボラです。ヘッドは、中級以上の方にオススメです。

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・道具を揃える(テニスがうまくなるコツとは?)

・道具を揃える(テニス・ダブルスは戦術が大事)

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フォアハンドストロークのコントロール向上テクニック

フォアハンドストロークでコントロールできない、どうやって狙ったらいいのかわからないという人は、フォロースルーと体重移動を意識することで劇的にコントロール能力がアップします。

左側に打つ場合(クロス方向に打つ)

体重を左側に移動しながら打つと、クロス方向(相手コートの左側)にボールを打つことができます。また、フォロースルーでクロス方向にラケットを大きく振り抜くと、クロス方向にボールを打つことができます。また、打点を前にすると、ラケットをクロス方向に振り抜きやすく、クロス方向に打つことができます。

右側に打つ場合(相手のバックハンドストローク側に打つ)

右側に打ちたい場合は、ボールをよく引きつけて打ちましょう(打点を後ろにしましょう)。ボールを前で打ってしまうと、ラケットを大きく左側に振り抜いてしまいやすくなり、ボールはクロスに飛びやすくなります。テイクバックでしっかりと左肩を入れて、体の横向きを作るようにしましょう。左肩があまり入っていないと、横向きを作ることができず、フォロースルーでラケットを右側に振りにくくなります。
右側に体重移動しながら打ちましょう。左足を右側に踏み込みましょう。相手に背中を見せるくらい上半身をひねりましょう。スウィングの軌道は、上から見たときに、内側から外側へのスウィングになります。

浅く打つ場合(アウトしないように打つ)

アウトしないように小さく打ちたいときは、フォロースルーを小さくするようにしましょう。フォロースルーは小さくしますが、ラケットは止めずに最後まで振り抜きましょう。また、インパクトでラケット面が上を向いてしまうと、必ずアウトしてしまいます。インパクトでラケット面は垂直にむけて、小さく斜め上に振り抜きましょう。

遠くに打つ場合(ネットしないように打つ)

より遠くに打ちたい場合、相手コートの深いところを狙いたい場合は、フォロースルーを大きくするようにしましょう。また、前で打ち過ぎると、ボールをしっかりと押すことができませんので、ボールを引きつけて打つようにしましょう。

意識せずに勝手にクロス方向に打ってしまう人
原因(1):ボールに近づきすぎている

体にボールが近いと、ラケットを振り切ろうとしたときに、ラケットを大きく左側に振り切ってしまいやすくなり、クロスに飛んでしまいます。また、体にボールが近いと、体重を左側に乗せながら打ってしまいやすく、ボールがクロスに飛んでしまいます。

原因(2):テイクバックで体の横向きを作れていない

テイクバックでしっかりと左肩を入れていますか?左肩を入れて、しっかりと横向きを作っていないと、ボールをまっすぐ打つことができません。

トップスピンストロークの打ち方

テニス初心者はトップスピンストロークを覚えましょう。テニス初心者はトップスピンストロークを覚えるか覚えないかで将来性に大きく変わります。今はトップスピンをかけることができなくとも大丈夫ですが、後々ボールのスピードが上がってきたり、コントロール良く狙ったところに打つ必要がでてきたときに、トップスピンをかけて打っているかどうかでレベルが違ってきます。ボールにトップスピンをかけて打つメリットはたくさんありますが具体的には、

(1)ボールのコントロールが良くなる
(2)ボールがアウトしない
(3)ボールがアウトしないからスピードボールを打つことができる
(4)相手に多くミスをさせることができる
(5)相手がネット近くでボレーする場合、相手の足元を狙うことができる
(6)リターンが上達する

たくさんのメリットがあるのになぜ練習しないのか?いつやるのか?今でしょ!
トップスピンを打つためには、いくつかポイントがあります。具体的には、

ポイント1:セミウエスタングリップ
ポイント2:テイクバックでラケット面を伏せる
ポイント3:ボールよりも下からラケットを出す
ポイント4:インパクトでラケット面は垂直
ポイント5:打点はかなり前
ポイント6:斜め上にフォロースルー

トップスピンを打てるようになるのに、最も重要なのはグリップです。グリップがコンチネンタルグリップかイースタングリップで打っている人は、スピンをかけるのが難しいです。セミウエスタングリップにしましょう。セミウエスタングリップに変えたら、まずはそのグリップに慣れるまで球出し練習で何度も打ちましょう。イースタングリップやコンチネンタルグリップで打っていた人は打点がかなり後ろですが、セミウエスタングリップの場合、打点はかなり前になります。打点を前でとれるように素振り練習をしたり、経験者にチェックしてもらいながら球出し練習を何度もしましょう。テイクバックでラケット面が上を向いている人はトップスピンをかけることができません。ラケット面をかぶせるようなスウィングになってしまうからです。そうすると、ボールが無回転か逆回転(スライス回転)がかかっているはずです。
テイクバックでラケット面を伏せましょう。そして、必ずボールよりも下からラケットを出すようにしましょう。コンチネンタルグリップかイースタングリップで打っていた人の多くは、ボールの上からラケットを出すように打っています。ボールよりも下からラケットを出すように、球出し練習をしながら経験者にチェックしてもらいましょう。
インパクトにむけて、ラケット面が徐々に起き上がってきます。インパクトでラケット面は垂直を向きます。このとき打点はかなり前です。ボクシングでいう「アッパー」に近い腕の動きで、手のこぶしを上に振り上げるようなスイングになっているはずです。インパクト直後は、そのままラケットを斜め上に振り上げましょう。手首を使わず腕とラケットを一体として全体的にラケットを上に振り上げましょう。

テニス初心者のボレー練習方法

テニス初心者のうちは、ボレーの感覚をつかみにくい。力加減がわからず、どのくらい強く振れば、どれだけ飛ぶか分からない。また、ラケットの面をどう向ければいいか分からないという悩みを抱いている人は多い。そのため、ボールが飛び過ぎてしまったり、あらぬ方向にボールが飛んでしまうことも多い。

ボレーのグリップに慣れましょう

ボレーのグリップに慣れないうちは、ボレーは安定しません。ボレーグリップは、コンチネンタルグリップです。まずは、グリップに慣れましょう。ボレーグリップでワンバウンドでショートラリーしましょう。ワンバウンドで打てないのに、ノーバウンドで打てるわけありません。

ボレーのグリップで打つ時のポイントは、手首を90°の角度で維持することです。90°で維持したままスウィングしましょう。自分で意識をしてスウィングしているようでも、手首の角度が緩んでしまうことが多いです。打っているところを他の人に確認してもらいましょう。フォアハンドもバックハンドもコンチネンタルグリップで手首の角度を90°にしてミニラリーを続けましょう。高い打点でも低い打点でもコントロール良く打てるようになるまで繰り返し練習しましょう。
ミニラリーができるようになったら、同じグリップ、同じ打ち方のまま、少し距離を伸ばしてラリーをしましょう。スウィング中は、手首に遠心力が強く働き、手首の角度が大きくなりがちです。テニス経験者に見てもらいながら、手首の角度を変えず、腕全体でスウィングするフォームを覚えましょう。

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・一人練習~ボレー編

・ボレー上達法

テニス壁打ちの方法

テニスの壁打ちは非常に練習になります。特に学生時代には壁打ち練習がオススメです。対戦相手をイメージしながら打つことで試合の練習になります。ストロークの安定感を増すのに効果的です。壁打ちは、試行錯誤に適しています。ガムテープで的を作って、何度も同じ場所に打ち込みましょう。緩いボールや強いボールなど球種や打点を変えて様々なフォームで打つ練習ができます。
例えば、強いボールを打った時は、ボールが強く跳ね返ってきますので、素早く後ろに下がり、打点を調節しなければなりません。低い弾道のボールを打つと、跳ね返ってくるボールの軌道も低くなり、前に移動しながら打たないと、ツーバウンドになります。

Step1:ストロークを続けましょう

初心者のうちは、ラリーがなかなか続きません。自分の打ったボールがどのように跳ね返ってくるのか、だいたい予想がつきます。強く打ちすぎたり、低いボールを打ってしまったりして長く続きません。ラリーを続けようとすると、ショットが安定してきます。上達すればするほど、長くミスせず続けられます。

Step2:フォアハンドとバックハンドを交互に打ちましょう

フォアハンドストロークだけで続けることができるようになったら、フォアハンドストローク・バックハンドストローク交互に打ちましょう。交互に打つことで、フォームのチェックだけでなく、グリップチェンジの練習にもなります。最初はグリップチェンジが追いつかず、ボールを返すことができません。でも、やってるうちに意識せずにグリップチェンジができるようになってきます。わずかにクロスに打たないとフォアバック交互に打てないため、コントロール向上に非常に役立ちます。

Step3:緩急をつけて打ちましょう

フォアハンドストロークだけで緩急をつけて打つ練習をしましょう。緩く高いボールを打って、跳ね返ったゆっくりのボールを強打しましょう。それから、跳ね返ってきた強いボールを、また緩く高いボールで返球しましょう。それを交互に繰り返します。安定した強打というのは、試合において非常に重要なスキルです。強打を入れることができれば、どんな試合でもある程度上位に行くことができ、優勝を狙えます。

Step4:トップスピンをかけて打ちましょう

フォアハンドストロークでトップスピンの練習をしましょう。とにかく、ラケットを斜め上に振り抜きましょう。かすれた当たりでも構いません。ボールをこすりあげましょう。回転をかけることができるようになったら、厚い当たりで打てるようになりましょう。最初はスピードが出ません。フラットで気持ちよく強打ができていても、スピンになると球速が落ちます。スウィングスピードを上げましょう。身体の回転力(遠心力)を使って打つ技術を練習しましょう。実際の打ち合いでは、落下地点をイメージしながら打つようにしましょう。スピンとスピードが両立したフォアハンドストロークが打てるようになれば、レベルアップ間違いなし。

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・壁打ちは最も代表的な一人練習

社会人テニスサークルに参加しよう

社会人テニスサークルは楽しいです。たくさんの社会人サークルがあります。初心者向けに、球出し練習を多く行っている社会人サークルもあれば、経験者が多く実践的な打ち合いばかりをするサークルもあります。学生が参加するようなバリバリの社会人サークルもあります。社会人テニスサークルによってレベルはまちまちですし、年齢がバラバラで、実際に参加して、自分との相性を確かめてみるとよいでしょう。
どのサークルもテニス大好きな人たちで構成されており、テニス好きにはたまりません。合宿もあり、初めて参加するような人でもすぐに仲良くなれます。どんな社会人サークルもほとんどメンバーを募集しています。サークルのホームページから参加申し込みフォームがありますので、入力し送信すればよいです。自分のテニスのレベルアップにつながるだけでなく、交流関係も広がります。平日の夜に2時間練習するところもあれば、土日に4時間以上練習するところもあります。

icooy社会人テニスサークルはこちらです。

テニス初中級者の個人レッスン

テニスのフォームや打ち方、手首の使い方などを改良しましょう。試行錯誤を何度も繰り返すことで、テニスレベルは徐々に上がっていきます。「フォームを変えたり、グリップを変えたり、打ち方を変えたいけど、これまでなかなか踏み切れなかった。フォームを変えたけど、正しいのか自信がなくて、やっぱりいつもの打ち方に戻った。」など、これまで新しいフォームを試してこなかった人は、レベルの上昇が遅く、上達しなくなる可能性が高いです。試行錯誤によって、いったん自分のプレーのレベルが落ちます。したがって、試行錯誤に抵抗を持つ人が多い。アドバイスは、人によって異なり、雑誌によって異なります。なので、どのアドバイスが本当に正しいのか、どの情報を信じればいいのかわからないかもしれない。少し勉強しただけでは、わかりません。人に聞けば聞くほど、混乱することもあります。
しかし、上達するには、何かを変えていく必要があります。それには、自分のフォームを客観的にみながら、改善していくのが望ましい。自分のフォームをビデオにとって、経験者のアドバイスで、フォームを改善していきましょう。自分のフォームをみて、自分のフォームがどんどん変わっていくのを実感しながら練習していくと、上達の楽しさがわかり、テニスはさらに楽しくなります。

まずはフォアハンドストロークから直しましょう。30代〜40代のテニス愛好家は、まずグリップを改善すべきです。テニス中級以上を目指すなら、身体の回転(遠心力)と、下半身の力をメインに使ったフォームを身につけよう。したがって、グリップは、薄いグリップ(コンチネンタルグリップやイースタングリップ)よりも厚いグリップ(セミウエスタングリップやウエスタングリップ)の方が良い。グリップを厚めにして、今よりしっかりと身体を回転させて、上体を前に向けてスウィングしよう。打点をかなり前でとらえることができれば、ボールのスピードは飛躍的に上昇します。
ラケットのスウィング方法は重要です。右利きの場合、ラケットを前に振ろうとして、上半身の回転よりも先に右腕が先行していくスイングでは、右腕だけの力に頼ったスウィングになるため、スウィングスピードは非常に遅くなります。上半身の回転が先行して、右腕が遅れて出てくるスウィングが理想です。

ボールへの入り方やステップワーク、足の使い方は重要です。ある程度経験を積み、ミスせずにボールを打ち続けることができても、強いボールやコントロールの良いショットを打つためには、体重移動を使ってボールに体重をのせて打つことが大事です。また、後ろに下がりながらでも、威力のあるボールを打つためには、右足を軸にした身体の回転力を使ったフォームを覚える必要があります。
下半身をメインに使ったスウィングをしましょう。初中級者の多くが、下半身を使えず、上半身、特に右腕だけに頼ったスウィングをしがちです。膝を曲げて、腰を落として打つフォームに慣れましょう。スクワットをするように上半身の軸はまっすぐにしたままで膝だけを曲げましょう。腰が曲がって身体が「く」の字にならないようにしましょう。ボールを打つ際には、インパクトで腰が前方に移動し、腰を正面に向けましょう。

ボールにトップスピンをかけられるようになった方が良い。トップスピンを覚えると、今より力強くラケットを振り切ることができるようになります。トップスピンは、ボールが山形の軌道を描くようにコートに落ちるので、今よりボールにスピードを出すことができます。アウトする心配が減り、今より力を込めてショットを打つことができるようになります。ショットのスピードが上がりますので、相手をスピードで圧倒し、ミスをさせることができるようになります。

ボールに合わせすぎないようにしましょう。初中級者の多くが、ボールに合わせて打ってしまっています。ボールに合わせてスウィングすると、安定感は上がりますが、ショットのスピードが遅く、相手にとって打ちやすいボールになり、中級者以上に対抗できません。自分の鋭くスウィングできるフォームを、ボールに合わせず、振り切る必要があります。中級者以上の人は、ラケットを鋭くスウィングできるフォームを持っており、自分の打ちやすい打点を身体で覚えています。そのため、その打ち方ができるようにボールの場所まで移動します。自分のスウィングを確立しており、それにボールを合わせるのです。中級者以上になると、相手のボールが遅かろうと、速かろうと、お構いなしに、ラケットを振り切ります。鋭くスウィングするので、かなりのスピードが出ます。そのスピードボールを安定してコートに入れる技術が必要です。
ショットのスピードと、テニスのレベルは、ある程度比例します。初中級者は、まず、ボールを強く叩くことができるフォームを身につけましょう。それからコントロールをあげましょう。飛んできたボールがゆっくりの場合、ボールに合わせて、ゆっくりと近づいていき、ゆっくりとスウィングするのはやめましょう。飛んできたボールがゆっくりであっても、ボールの真後ろに素早く移動し、自分の打ちやすい最適な打点までボールが飛んでくるのを待ち、自分の鋭く振れるスウィングで振りましょう。

 

深いボールを返せるようになりましょう。相手ボールがベースライン近くまで飛んできたとき、下がり始めるのが遅いと、下がっても間に合わず、自分の打ちやすいフォームで打ち返すことができません。相手のボールが、ネットを越えた時点で、すぐに下がりましょう。下がるスピードも重要です。ボールは思っている以上に速く飛んできます。全力で下がらないと、間に合いません。また、サイドステップ気味に、ラケットを引いた上体で横向きを作って下がりましょう。

 

中級者と、初中級者の違いは、ボールコントロールであり、狙って打つことができることもポイントになります。中級者は、普段から狙って打つことができます。毎回ボールの落下地点を決めて打つようにしましょう。その落下地点の半径2m以内にボールが落ちるようであれば初中級者です。いつも狙うところを同じにしておくのも効果的です。例えばクロスラリーをするならば、ベースラインから1.5m内側でサイドラインから1.5m内側を、どんな相手と打つ際も狙い続けましょう。

初中級者のうちは、インパクトでのラケット面の角度を意識しましょう。少し上を向いてしまっている人が非常に多いです。ラケット面を少し上に向けて、ボールをすくうように打ってしまっている人が多いです。自分ではわからないことが多いので、周りの人にチェックしてもらいましょう。ラケット面は、インパクトでは垂直です。垂直なラケット面でインパクトしながら、ななめ上に振り抜きましょう。

 

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テニス初心者の上達方法

テニス初心者は、打てば打つほど上達するから1番楽しい時期であると言えます。ラケットにボールが当たり、ボールが飛ぶ、それだけで楽しくテンションが上がります。
テニス初心者のうちは、やみくもにラケットを振り切ってしまいがちです。加減・要領がつかめないので、結構なスピードでラケットを振ります。テニス経験者からすると、ほぼ100%失敗するだろうと思ってしまいます。しかし、失敗を重ねるにつれ、徐々に要領がつかめてきます。なんとなく、このままラケットを振り回していても、コートにおさまらないな、と

テニスでは、押さえるべきポイントがいくつかあります。ボールがネットを越えてコートに入るためには、いくつかのポイントをクリアしなければなりません。ラケットの向き、スイングスピード、ボールへの当たり方、ラケットの振り抜く方向、ラケットの軌道、グリップ、回転、自分の立ち位置など。
初心者のうちは、押さえるべきポイントが多すぎて、一度に全部クリアできません。そのため、ミスします。しかし、偶然で成功することもあります。あるポイントを間違えていても、ショットが成功してしまうときがあります。そういうときに、間違った打ち方のまま打ち続けてしまいます。成功した打ち方なので。そうすると、間違ったフォームは、悪いクセとして体に染み付いていきます。もし周りに上手な経験者がいて、指導してくれていると、フォームをすぐに直してくれます。どんな打ち方が間違っていて、どんな打ち方が正解なのか、教えてくれるでしょう。身近にコーチが必要です。特に、テニスをやり始めた時には。

 

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テニス初心者のフォアハンドのポイント(腰の使い方)

腰の使い方は、フォアハンドストロークの打ち方を決める重要なポイントです。
初心者のうちは、身体の使い方を意識したり、見直したりすることは難しいかもしれません。
ですが、腰の使い方を改善するだけで、劇的にスイングが改善され、フォアハンドストロークが大きく変わります。
初心者のうちは、ラケットを前に振り出そうと必死になるため、上半身、特に右腕だけに頼ってスイングしがちです。右利きの場合、右手だけでスイングしようとするフォームになりやすい。
腕力のある男性の場合、崩れた姿勢からでも、ある程度威力のあるボールを打つことができますが、女性の場合、少しでも姿勢が崩れたり、走らされると、力のあるボールを打ち返すことができなくなります。
フォアハンドストロークでは、身体の軸を中心とした回転動作でスウィングすることがポイントになります。野球のバッティングのように遠心力を使うことが重要です。
腕だけのスウィングかどうかチェックしましょう。あなたは、後ろに下がりながらでも力強いボールを打つことができるでしょうか?後ろに下がりながらだと、力強いボールを打てない方は、腕の力だけに頼ったスウィングをしている可能性が高いです。腰の力を使って打つようフォームを改善しましょう。
腰の力を使って打つポイントは、身体の軸をまっすぐにして(腰を曲げない)、腰からボールに向かっていき(腰が前に出た状態)、インパクトで腰を正面に向けることです。身体を回転させようとして、腰が下がってしまうとアウトです。身体を回転させながらも、腰が前方に移動するようにして、スウィングしましょう。

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