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錦織ら日本チームが勝利(2015年9月21日)

デビスカップ2015対コロンビア

ダニエル太郎の成長ぶりがうかがえた。錦織の次のエースは、ダニエル太郎になる。すばらしいストロークと、相手を翻弄する戦術を駆使して、ストレートでファージャに勝利した。

テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本対コロンビア戦(コロンビア/ペレイラ、クレー)、ダニエル太郎(日本)A・ファリャ(コロンビア)に7-6 (7-3), 6-3, 6-2のストレートで勝利し、通算3勝2敗とした日本はワールドグループ残留を決めた。
1勝2敗と窮地に立たされていた日本は、大会最終日のシングルス第1試合で錦織圭(日本)S・ヒラルド(コロンビア)とのエース対決を6-4, 6-2, 7-6 (7-3)のストレートで制した。

迎えたシングルス第2試合、重圧がかかる大舞台でダニエル太郎はファリャにリードを許してセットポイントを握られるピンチを迎えるも、怯むことなく攻め続けてタイブレークの末に第1セットを先取する。

これで失速したファリャに対し、ダニエル太郎はさらに加速し、最後はネット際でスマッシュを決めて2時間26分で試合に終止符を打った。これはダニエル太郎にとってデビスカップ初の勝利だった。

現在22歳のダニエル太郎が注目を集めたのは2014年2月のロイヤル・ガード・オープン・チリで、その時はT・ベルッチ(ブラジル)F・デルボニス(アルゼンチン)を破りツアー初のベスト8へ進出する活躍を見せた。

その後は同年のデビスカップ ワールドグループ準々決勝 日本対チェコ共和国戦で初の日本代表入り、全米オープンでは予選3試合を勝ち抜きグランドスラム初の本戦へ出場した。

今年は全仏オープンで2度目の四大大会本戦入りを果たし、下部大会のチャレンジャーで2勝するなど着実に力をつけ、これまで培った力を今大会で爆発させて日本の救世主となった。

日本とコロンビアは2013年のプレーオフでも対戦。その時も1勝2敗としていた日本は大会最終日に錦織と添田豪(日本)が勝利をおさめて通算3勝2敗で勝利し、ワールドグループ復帰を決めていた。

組み合わせは、以下の通り。

【大会1日目】
・シングルス第1試合 ダニエル太郎 ×-○ S・ヒラルド

・シングルス第2試合 錦織圭 ○-× A・ファリャ

【大会2日目】
・ダブルス第1試合 西岡良仁(日本)/ 内山靖崇(日本)組 ×-○ J・S・キャバル(コロンビア)/ R・ファラ(コロンビア)

【大会3日目】
・シングルス第1試合 錦織圭 ○-× S・ヒラルド

・シングルス第2試合 ダニエル太郎 ○-× A・ファリャ

 

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